C882675C-3F8C-4E76-ABBC-BA3C78073308
こんにちは。人様の上から失礼します。あっ、彼には人権なんてありませんでした、私の所有物であり単なる奴隷でした。
と言う訳で奴隷の上から失礼します。

少し以前に蝋燭で遊んだ日記を読んでいけない妄想をしたのであろう彼から、この日は蝋燭での行為を希望されました。
とはいえ、彼は持病の為、身体に強い負担の掛かる行為は出来ません。
何年か以前ならば、蹴りや鞭でボコボコに出来ていた身体も今は大切に扱ってあげないと、無慈悲に加虐を加えれば簡単に壊れてしまいそうです。
けれども彼が持って来てくれる私に対する敬愛は揺るぎないのですから、私から彼に対する気持ちも変わる事はありません。
本日も優しい気持ちで思いっきり虐めて差し上げましょう。

「両手を出して。」
テーブルを挟んで正面に座らせた彼に命令します。
何をされるのかまだ理解出来ていない彼は、少し怯えたようなか細い声で返事をします。
私はソファーに足を組んだまま、蝋燭に火をつけて、彼の掌にぽたぽたと蝋を落とし始めました。
IMG_1112

彼は辛そうにしていますが、お構いなしに蝋を落とし続けながら談笑が始まります。
時折、「熱い?熱くないわよね?」と意地悪く尋ね、辛そうな彼を嘲ります。
本当は蝋燭を落とすと熱いわき腹やアレやコレやに落として全身蝋燭まみれにして苦悶させて遊びたいところですが、身体に負担を掛け過ぎるリスクを恐れて、耐性強めの掌に拷問で抑えました。
IMG_1113

「お前、蝋燭置きになりなさいよ」と更に意地悪をして、手の上に蝋燭を放置します。
「もし落としたら絶対に赦さないからね!」
こんなに意地悪な状態でも彼は逐一「はい。」「はい。」と返事をして私に従ってくれます。
IMG_1114

掌から固まった蝋を剥がすと、たくさん垂らされたせいで熱く赤くなっていました。
赤く染まったのは蝋の着色のせいでしょうか?それとも蝋の熱により少し腫れてしまったのでしょうか?
いずれにしてもされる立場にない私には分からない事です。

なんだか可哀そうな彼を見てとても楽しい気分になってしまった私は、彼の為に美味しい餌を作ってあげる事にしました。

餌は私の吐き出した食べ物です。
いつもケーキやスイーツのお土産を持って来てくれる彼ですが、それらはいつも彼の餌に成ってしまいますのでお土産なのか餌の材料なのかとても曖昧な物です。
それでも餌を作る私を主として考えてくれているので極力私の好みそうな甘いお菓子を用意してくれます。
この時彼が用意したスイーツはとても甘いものと、甘さ控えめのフルーツの杏仁豆腐でした。
とても甘いスイーツの時は勿論上機嫌で咀嚼した物を吐き出して食べさせてあげました。

けれども好みではない甘さ控えめの杏仁豆腐を吐き出す時は…
「なにこれ?甘くないんだけど?」
口にした瞬間に不機嫌になり平然と文句を垂れました。
彼はあたふたしながら「申し訳ございません!」と謝罪します。
けれども奴隷の謝罪など単なる音にしか過ぎませんので、謝ってくれればそれでいいのよ、次からは気を付けてね、とはなるはずもなく、ブーっと豪快に彼の顔面に咀嚼した物を吐き掛けました。
「ああ!」被害者じみた悲鳴を聞こえよがしに放つ奴隷。
内心とても喜んでいるのに、酷い事をされた感を出し、自身の屈辱感を煽っているようです。
そんな生意気な顔は吐き出した物の汚れを広げる為にも足でぐりぐりとしてやります。
「あぁ、あぁ、玉兎さまぁ~」
今度は明らかに悦びの声を上げてぺろぺろと咀嚼物と足とを嘗め回します。
心底汚いなぁ、とは思いつつも、ここまで素直に私の吐き出した物を食してくれる奴隷がとても可愛らしく思えてしまうのです。

彼の言い分では他の方の食した物や、足の裏などはとても舐めたりは出来ない、との事で、玉兎様だけ特別に何でも受け入れられるのだそうです。
私としては誰のであっても汚いものはどう捉えようとも汚いので、目に映る彼は被虐されている哀れな奴隷でしかありません。

甘美な食事の後はゆっくり休憩の時間です。
この様に彼の上に全身の体重を委ねて座ります。
FullSizeRender

膝は背もたれに、ふかふかのお腹は丁度良いクッション、顔なんて最高のフットレスト。
お気に入りのブーツを置くのに最適です。
私ときたら彼と居ると子供みたいに楽しめてしまいますから、どんどん嬉しくなってしまい、ゆらゆらと横揺れしてしまいます。
「太もも、ぎゅっとして!」不意に命令してむちむちの太ももを持たせます。
命令がない限り指一本触れられない彼が、嬉しそうに返事をして太ももを両手でぎゅっと抱きました。
IMG_1119

「落としたらお仕置きね…絶対に落とさないでね!」冷たく言い放つと、先ほどの嬉しそうな声から一転して「はい!」と真剣な声に代わる彼なのでした。
そんな彼の反応なんてお構いなしにゆらゆら、ゆらゆら、とても楽しくなってころりと椅子から落ちる私でした。
一生懸命に支えていた彼が「あっ…」と漏らした落胆の声を搔き消して「落ちちゃったじゃない、お前がちゃんと持ってなかったせいだね、この役立たずが!椅子のくせに落とすなんて最低、椅子にも成れないの!?次、お仕置きだからね!」とお得意の罵倒です。
しょんぼりする彼に次回もお仕置きから始まることを宣言しました。

おしまい。

長々と読んで頂きまして有難う御座いました。
今朝は久し振りに早起き出来たのでようやく書き上げました。
また覗いて頂けると幸いです。

OPEN:13時~LAST 不定休
TEL:090-7356-4419