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いつものボンテージ姿に着替えた私を見た瞬間に、おお、女王様だ!と、喜んでくれた彼のお話しをしますね。
手も足も全て覆われたスタイルが好きですので、エナメルロングブーツとキャットスーツとコルセットとグローブ、衣装にリクエストが何もなければ大抵はこんな感じです。
真面目なスーツ姿から変身!みたいな感じがとても楽しいです。

そんな初めましての彼の希望は拘束と蝋燭責めでした。
M専科には新たな刺激を求めていらしてくれたようで、緊張と好奇心いっぱいの面持ちでした。

拘束と蝋燭の組み合わせ、そしてSM初心者であろうと思いましたので、ストレッチフィルムでの拘束とその上からの蝋燭責めを提案しました。
蝋燭は定番で人気のある行為ではありますが、人に因っては熱過ぎて集中出来ない事もあります。初めてはフィルムの上から落として熱を抑える方が良いかと考えました。
彼にそのように伝えると、良いですねーと快諾してくれました。

早速、フィルムでぐるぐる巻きにマミフィケーションしました。
ミイラの様に頭から爪先まで全身にフィルムを巻かれた彼は、終始嬉しそうに高揚していました。
呼吸管理も‥と希望してくれていたのでお顔の辺りもしっかりと巻きました。

そんな姿の彼をベットに転がして、蝋燭責めの始まりです。
どれくらい熱がるのか、それとも想定外に熱さに強いタイプで喜んでくれるのか‥心配しながら期待しながら、控え目にぽたぽたと落としました。

朗らかな声で熱、熱、熱いですねーと言ってくれる彼。
でしょう?思ってるより熱いでしょう?こちらも答えながら、彼の様子を注意深く観察します。
彼は既にぐるぐる巻きのマミフィケーションの拘束状態にあるので、今更、抵抗は出来ないのです。
ですので、彼がどれくらい辛いか耐えれるかは反応を伺う以外に術がありません。
全ての采配は私に委ねられています。

熱、熱、と、蝋を落とす度に小さく声を上げる彼でしたが、熱がるわりには嬉しそうにしています。
どうやら蝋燭が好きそうな様子です。
落とす部位に因って熱さの感じ方が変わるのですが、少しくらい熱がる所に落としても大丈夫そうです。

そこで彼の胸の辺りに火のついた蝋燭を立てました。
ゆらゆらと燃える火のついた蝋燭はゆっくりと蝋を溜めていきます。
彼には動いたら熱々の蝋が溢れてしまうわよ、と優しく脅します。
少し強張った彼の雰囲気が伝わってきて、とても興奮してしまう私は、意地悪くフィルムに覆われた彼の顔の方へ行き、敢えてこのタイミングでハンドギャグでの呼吸制御を行うのでした。

少しだけ空いた口の辺りをグローブを嵌めた手で容赦なく塞いで、彼の反応を愉しみます。
息が出来なくてもがけば、熱々に熱された蝋が容赦なく体の上に掛ってしまいます。
内心、早く熱々の蝋が掛かっちゃえば良いのに!と思いながら、じっくりと呼吸を止めさせて遊びます。
彼が苦しそうに顔を左右に振ったりすると、ワクワクしてとても愉しい気持ちに成りました。
そして遂に彼の我慢が超えてしまい、大きく身体を揺らして抵抗したので、熱々の蝋が胸の辺りに盛大に零れてしまいました。
ああ!と彼の熱がる声が聞こえました。
なんて素敵な瞬間でしょう。拘束されて呼吸を塞がれて脅されながら熱々の蝋を自分で浴びてしまうなんて!その姿に興奮してしまった私は笑顔で彼の状態を確認します。
熱過ぎてすっかりやられてしまったかしら?それとも…

残念ながら顔や声では熱がりながらも、身体が悦んでいる事は隠し切れずにいました。
その様子で相当な蝋燭好きだと確信しましたので、遠慮は無用だと思い、どんどん蝋燭を落とすこととしました。
最早、彼がいくら熱いと声を上げても、それはとても気持ち良いのでもっとして下さい!という音声に聞こえてしまいます。

折角こんなに悦んでくれているのだから、大事な大事な男性器にも落としてあげなきゃね。と思うのも親切心からです。
またもや彼の身体に蝋燭を立てて熱々の蝋を溜め始めます。
既に全身をマミー状態にされてしまっている彼ですが、一応大事な部位なので、その辺りだけ新たにストレッチフィルムを重ねて補強しておきます。
そんな行為をしているとすっかり蝋が溜まりました。
私はニコニコ笑顔を隠せずに、じゃぁ、ここにも落としてみようか。という提案という名の決定を彼に突きつけます。
彼は躊躇していましたが状況的に逆らえません。
考えてもみて下さい。例えばあなたが変態のマゾヒストでぐるぐる巻きに拘束されて手も足も出ない状態でいる時に、目の前のサディストがこれ以上にないくらいの笑顔で(低温の)蝋燭を一番敏感な部位に落とすと言ったとしたら、あなたはどうしますか?
きっとあなたはお願いします!と嬉しそうに応えてくれるでしょう。
だって私の大好物の変態マゾヒストですもの。

彼もその一人であったのは間違いありませんので、熱々の蝋をバシャ!と激しく男性器に掛けました。
私と出会うまでここまでされてしまうとは予想していなかったようで、あ、あぁ!と驚きと恍惚とが混じったような、そんな声を上げつつも身体を反応させて悦んでくれたのでした。

全てが終わって、彼から衝撃の一言がありました。
写真撮ってもらえば良かったです…と。
それを聞いてとても申し訳ない気持ちに成りました。このような秘密の変態行為に耽る際、あまり写真を撮るのはよろしくないのでは…と勝手に思ってしまい、写真を撮っても良いか否かの質問をする事は無いのだけれど、今回ばかりは事前に聞かなかった事をとても後悔しました。
折角の彼の初めての経験の連続を写真に撮ってあげなかったなんて…

これからは一回は写真を撮って良いか否かを聞くようにしようと反省しました。
ですので、私から写真を撮って良いかと質問される事があるかも知れませんが、その時は思ったように答えて下さいね。

という訳で写真を撮って差し上げれなかった代わりに文章で詳細にお届けしました。

いつも更新が遅くなってしまっているのに、覗きに来て下さってる方々には、感謝しかありません。
最後まで読んで下さってありがとうございました。



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